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成人式で「似合う」振袖コーデ 3つのポイント

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成人式準備 美容面もトータルで楽しむ体験に

成人式は二十歳まで無事に成長した感謝と祝福の通過儀礼であり、大人になる第一歩。女性は華やかに振袖を装い、その記念を写真に残すことが今では広く一般的になっています。

普段洋服で過ごす私たちですが、成人式で七五三以来久しぶりに着物を着るという方も多いことでしょう。日本の伝統文化である着物、未婚女性の第一礼装である振袖を着ることは、二十歳だからこその、「今しかできないおしゃれ」。思う存分楽しみたいものです。

単純にきらびやかに装うということが「おしゃれ」の全てではありません。繊細な手仕事、極められた美的感覚によって作られた伝統衣装「振袖」のコーディネートを中心に、髪型、髪飾り、メイク、ネイルなどの準備がでてきます。もちろんプロの美容師さんに依頼してヘアセットをしてもらったり、メイクを施してもらったりしますが、そのときに何かしらご本人の好みや主張を伝えて依頼すると思います。

女性が一生向き合うことになる美容的観点からも、成人式や前撮り写真撮影においてトータルコーディネートをするなかで「自分がどうしたらすてきに見えるか」、「どういうイメージが似合うか」を考え、研究することはとても有意義なことです。なぜかというと、セルフプロデュース力、プレゼンテーション能力はこれからの時代あなどれない分野になってきます。AI(人工知能)の台頭やデジタルコミュニケーションの進歩で、これまでの職業のあり方や求められるスキルが変化しているため、備えておくと必ず役立つ能力です。

元々メイクやヘアアレンジが大好きで日頃から楽しんでいる方も、実はあまり美容に興味がないという方も、ぜひお母様とお嬢様で振袖や、メイク、髪型などの成人式準備をご一緒に楽しんでいただきたいと思います。

自分に似合う、とは? ポイント3つ

成人式会場で久しぶりに会ったお友だちから、「その振袖すごく似合ってるね!」と褒められたらうれしいですよね。写真館で写した記念写真を見た親戚の叔母さんからも「すてきね〜!」と言われたいし、何年か後に自分でアルバムを開いたときにも「最高のコーディネートができてよかった!」と満足して振り返りたいもの。

そのために、「似合っている」ことが大前提になりますが、「似合う」とはどういうことで、どうしたら「似合う」装いを作り上げることができるでしょうか。

まず、「似合う」ために最も重要なキーワードは「調和」です。調和=ハーモニー。音楽でいうと、ハーモニーの連続によって、うっとりするような美しい曲になりますよね。

振袖の装いでは、「色」「バランス」「ヘアメイク」の3つのポイントで「調和」をはかります。

ポイント1 「色」

まず、着るご本人の肌の色味、髪の毛の色との調和があります。似合う色については、顔の近くに振袖をもっていったときに顔色が良く見える色が似合う色です。いろいろなカラー診断などがあり、似合う色を論理的に選び出すこともなされています。一度そういった診断でご自分に似合う色を知っておくと目星をつけやすいですね。

実際に振袖を鏡の前で合わせてみることができれば、身近な方に見ていただいて判断することもできます。このとき、できるだけメイクをして髪型もアップにするなど、少しでも振袖を着るときに近い状態で確認されることをおすすめします。

また、振袖には半襟や重ね襟、帯、帯締め、帯揚げなどを組み合わせるので、そういった小物の色合わせによっても全体の色に印象が変わってきます。振袖の地色を顔映りの良い「似合う色」にしたなら、「好きな色」は帯締めにアクセントカラー的に使うなど、色使いを効果的に考えることで、「似合う」と「好き」を両立することができます。

ポイント2 「バランス」

着物は基本的に同じシルエットです。ですので、選ぶ際はサイズや柄の配分をよく見てみましょう。

サイズ的には、身長に対して袖の長さが適切かどうかをチェック。合っていないと袖が地面についてしまったりと、残念な着姿になってしまいます。それではとても似合っているとは言えませんよね。

それから振袖の柄が身長に対してバランスがとれているか。身長の高い方があまり細かくて柄の分量が少ないものを着ると間の抜けた感じになりますし、逆に小柄な方が全体に大柄が入ったものを着るとせっかくの柄が途中で分断されたように見えてちぐはぐな感じになってしまいます。

柄の大きさ、余白の分量が身長と合っているかを確認しましょう。小柄な方には小さめの柄がバランスが良く、高身長の方は大胆な大柄を美しく着こなすことができます。振袖によってケースバイケースですが、基本のチェックポイントとして覚えておいてくださいね。

ポイント3 「ヘアメイク」

同じ振袖コーデでも、髪型やメイクがトータルの雰囲気を左右すると言っても過言ではありません。特に髪型は流行のでやすいところ。そのときどきで「良い感じ」と思うシルエット、ボリューム感、ニュアンスがあります。

振袖には古風で伝統的な日本髪から、洋装のドレスに合わせても違和感のないトレンド感のあるスタイルまで幅広く合わせられます。髪の毛の長さによってもできる髪型は変わってくるので、成人式や前撮りでしたい髪型があれば伸ばしておく必要もでてくるでしょう。

ふんわりキュートな雰囲気、シャープでかっこいい雰囲気など、振袖との相性となりたいイメージを合わせて考えます。その雰囲気がご本人のお顔立ちとも合うことで、本当にお似合いになる装いが完成。どういう雰囲気が良いか迷ったら、親しい方に相談されることも一つの方法です。

一番お顔に近く、イメージ作りに一役買ってくれる「髪飾り」も重要アイテムですので、お好みのものをじっくり選んでみてくださいね。

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ライターS(40代 女性)
着物歴約5年。月イチで行く東京でのショッピングが楽しみ。
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