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【着物でお出かけ】「富山県 高岡市」のおすすめスポット

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《和楽庵 着物でお出かけスポット調査隊》です。
今回は和楽庵がある富山県で着物が映える撮影スポット・お出かけスポットをご紹介します!

高岡大仏

高岡大仏は日本三大仏(諸説あり)の一つであり、日本一イケメンの大仏ともいわれています。
その由来は歌人の与謝野晶子が「かまくらや御(み)ほとけなれど釈迦牟尼(しゃかむに)は 美男(びなん)におはす夏木立(なつこだち)かな」と鎌倉大仏とイケメンと詠ったが、その後に高岡市に訪れ、高岡大仏を拝し、「鎌倉大仏よりイケメン」とおっしゃったとか…
現在でも口コミなどで高岡大仏はイケメンと広がりつつあります。

そんな高岡大仏ですが現在は三代目で、初代・二代目は大火により消失しています。三代目の高岡大仏は高岡の伝統工芸「高岡銅器」の職人さんたちの協力のもと建立されました。
銅器職人さんの最高傑作ともいえる大仏様です。

また、近くには「大仏茶屋」があり一休みするのもよし。

金屋町

富山大学の学生さんが運営する「ミラレ金屋町」が開催される通りです。

千本格子に石畳の大変風情のある町並みで、どこか金沢のひがし茶屋街に似た街並みです。
金沢はお茶屋の街ですが、金屋町は銅器職人さんの町です。
2012年には重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。

金屋町の家々は長屋で、メイン通りから『母屋→中庭→蔵→作業場』となっています。
これは銅器を製作しているときに、火災が発生してしまった場合の母屋への延焼を防ぐための対策だとか。
また、屋根には天窓という窓があり、お隣さんと家が連なっており外の光を取り入れるためつけられています。

そして、メイン通りの石畳の道には銅板が埋め込まれていて、中には星形やハート形があり、星形は北斗七星の配列になっており、ハートは数が少なく見つけるとハッピー!

山町筋

金屋町とともに重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。
山町筋は土蔵造りの町並みが残り金屋町とはまた違った風情を感じられます。

また、毎年5月1日に開催される御車山祭りで出される山車を所有する10の町を総称し山町とも呼ばれています。
土蔵造りの建物を見学できるのが「菅野家」。ミセノマ・ホンザシキ・ブツマなどを一般公開しています。
「菅野家」は高岡の政財界をリードした名家で、重要文化財に指定されています。
現在も住居として使用されています。

土蔵造りの建物のほかに赤煉瓦の建物があり、旧富山銀行本店として使用されていました。
旧富山銀行本店は大正3年、東京駅の設計にあたった辰野金吾の監修を受けて清水組が設計したものといわれ、県内唯一の本格西洋建築です。(2019/11/25より高岡駅前へ移転。)

御車山を紹介している「御車山会館」も見どころで、ユネスコの無形文化遺産に登録された山車を間近でみることができます。
職人の技を是非堪能してください。

雨晴海岸

雨晴の由来は、源義経公がこの地に来られた時、にわか雨に遭い「雨を晴らすのを待った」そうで…「雨晴(あまはらし)」と
呼ばれるようになりました。

道の駅の向かいには源義経公を祀る「義経社(ぎけいしゃ)」があります。その下には義経一行が雨宿りしたと伝えられる義経岩があるとか…

また、この海岸からは日本三名山の一つ『立山』を眺めることができます。
このように海を隔てて3000m級の山々を見ることができるのは、世界でも3つしかなく、その中の一つに入っています。
(イタリア/ジェノバ〜マッターホルン、チリ/バルパライソ〜アコンカグア山)
しかし、立山連邦も毎日見られるわけではなく、訪れた日に見られたらラッキー☆
ここで大伴家持が詠った万葉の句を一句。
「立山に 降り置ける雪を常夏に みれどもあかず 神からならし」
(意)立山に降り積もった雪はいつでも消えることなくがなく、いつみても飽きることはありません。神々しいからなのでしょう。

万葉の町高岡

高岡市は万葉のふるさとです。
万葉の歌人大伴家持が越中の国司として赴任しました。
万葉集は全20巻あり4516首の歌があります。
その中で大伴家持が詠った歌は473首で内220首余りが越中で詠まれた歌です。

万葉のふるさとならではのイベントも行われています。
10月第一金土日に、昼夜問わず万葉集4516首を全て詠みあげる「万葉朗唱の会」や「万葉かるた大会」が開催されています。
市内では石碑巡りや大伴家持像もあるので、着物を着て撮影すると風情のある写真が撮れるかも…!

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