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【着物でお出かけ】「岐阜県 飛騨市」のおすすめスポット

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《和楽庵 着物でお出かけスポット調査隊》です。
岐阜県飛騨地方は山間に囲まれたところで、世界遺産になっている合掌造りの建物が多く残る白川郷や、日本名水100選の第一号がある郡上八幡、桜が有名な荘川など、
見どころがたくさんあります。着物で訪れるともっと雰囲気を味わえます。

白川郷【荻町合掌集落】

1995年に、富山県の五箇山(相倉合掌集落と菅沼合掌集落)とともに、ユネスコの世界文化遺産に登録されました。【白川郷・五箇山の合掌造り集落】
三つの地区の中でも一番規模が大きく180棟もあるそうです。現在でも生活を営まれています。そして観光地として多くの人が訪れています。
着物を着て、歴史的建造物の前で写真を撮ると風情がでそうですね。
ここで皆さん、合掌造りの名前の由来はご存知ですか?
ご存知の方もおられると思いますが、屋根が合掌したときの形に似ているという事からつけられたといわれております。
しかも急ですよね。これにもちゃんと理由があります。
合掌造りの屋根は60゜の傾斜で、太陽が当たりやすく萱が乾きやすい角度なんだそうです。生活の知恵ですよね。
また、あれだけ大きいのに、釘を一本も使っておらず、『ネソ(マンサクの若枝)』で縛るようです。
そして、囲炉裏ででた煙が屋根を燻し、繊維なども固くするため防虫や防腐にも役立つそうです。

この白川郷でのイベントの一つが、毎年9月の終わりから10月にかけて『どぶろく祭り』が催されます。
五穀豊穣・家内安全などを祈願します。この祭りの名前の通りお神酒として『どぶろく』が用いられます。
どぶろくというのは、『濁り酒』で日本の伝統的な酒のうち、米と米麹と水を原料とし発酵させただけで<漉す>工程を経ていないお酒です。
このどぶろくを、神社酒蔵で造ります。『どぶろくの儀』を終えた後は、おかみさんたちが来客一人ひとりにどぶろくを盃についで回ります。
また、どぶろくの振舞いは各町内で行われる神社の境内でのみです。
お酒好きにはたまらないかもですね…!

高山の古い町並み

岐阜県高山市は全国一大きい市町村として知られております。
その面積はなんと約2,178㎢で、大阪府・香川県よりも広く東京都とほぼ同じ面積なんですよ。
都府県に匹敵するぐらいの大きさなんてすごいですよね…。
しかしながら、これだけ大きい市なのに、山林が92%を占めているため可住面積は限られてきます。

そんな高山市の中心には、『古い町並み』があり観光客が絶えません。
城下町の三筋の町並みを散策でき、出格子の軒先の下には用水が流れ情緒あふれる街並みを堪能できます。
酒屋さんには酒ばやしが下がり、緑の酒ばやしだと『新酒ができました』という合図になります。看板の役目になっていますが、元はお酒の神様に感謝を捧げるものだったそうです。
他にも、旅雑誌に紹介される飛騨牛の握りずしや、みたらし団子が有名です。『飛騨牛』は本当においしいですよね!これが握りになっているなんてもう食べるしかないでしょ!!!
お店によって値段は変わってきますが、700円~お召し上がりいただけます。
『みたらし団子』は、甘いたれのみたらし団子を思い浮かばれますよね?ここ飛騨のみたらしは、しょうゆの香ばしい匂いがたまりません!!!のりが巻いてあるみたらし団子も最高!
みたらし団子は80円(のり付き+10円)とお手頃なのもうれしい。食べ歩きできるのもいいですよね♪

また、高山と言えば、春と秋の『高山祭』もありますよね!春は12台、秋は11台の山車が引き揃います。夜は提灯の明かりが幻想的で圧巻な姿をみれます。
お祭りに登場する実際の山車はこの時にしか見れませんが、『飛騨高山 まつりの森』がでは、飛騨の匠の協力のもと平成の祭り屋台を間近で見学できます。
高山祭りの歴史などを詳しく知りたい方はぜひ!!!

飛騨古川

“高山の古い町並みがあまりにも有名ですが、こちらの古い町並みも見どころ。
白壁土蔵の町並みに鯉が泳ぐ瀬戸川が流れ、高山とはまた違った風情を感じられます。
町には、お酒の店や和ろうそく屋さんもあり、ゆったり散策できます。

毎年4月には、飛騨古川まつりが催されます。約400年の歴史があり、2016年には全国33件の『山・鉾・屋台行事』の一つとして、ユネスコの『世界無形文化遺産』の登録されました。
よくニュースなどでも紹介されるので一度は見たことがあるのではないでしょうか?男たちの勇ましい起こし太鼓や豪華な山車などを2日間に渡って盛大に繰り広げられます。
祭り好きにはたまらないですね!”

郡上八幡

郡上八幡には、名水100選第一号の『宗祇水』があるところです。また、サンプルや郡上踊りの町でもあります。
郡上八幡城の城下町として栄え、現存するお城は模擬天守としては最古で、珍しい木造だそうです。
この天守閣は高速道路(東海北陸道)からも見えます。そして、お城の下には町が広がっており、サンプル製品を販売するお店や、ニッキ飴のお店などが並んでいます。

どうして郡上八幡がサンプルの町になったのかというと、岩崎瀧三(いわさきたきぞう)さんという方で、郡上八幡で生まれ育ち、大阪にて食品サンプルの事業化に成功した第一人者だからです。
その食品サンプルも、本物に見えるくらいのクオリティで、よりリアリティを出すために照明の角度などの細やかな点まで考え抜かれているそうです。お店ではサンプルの製作体験やキーホルダーやマグネットになっているものも販売されています。
旅の思い出に一つ・・・!

お祭りと言えば『郡上踊り』ですよね、7月中旬から9月上旬まで開催されます。長い!
8月13日から16日までは20時から翌4時または5時まで踊り続ける『盂蘭盆会』があるそうです。
4日間の徹夜踊りには県外の方の参加者が多く、約25万人に達します。浴衣を着てぜひ参加してみましょう!!!

そして、郡上踊りのほかに郡上八幡の夏の名物として、『吉田川の飛び込み』があります。
吉田川は、鵜飼でよく知られる長良川の支流です。
『川ガキ』と呼ばれる子供たちが、この吉田川に架かる『新橋』の欄干から飛び込むというもので、高さはなんと12m!!!!!地元の子供たちにとっては名誉なことであり、下級生にはあこがれの的だとか?!!
1996年(平成8年)には、吉田川の川遊びとして環境庁により、残したい日本の音風景100選に選ばれました。(ちなみに和楽庵がある富山県は『称名滝』、『エンナカの水音とおわら風の盆』、『井波の木彫りの音』です!)
安全確保はされているとは思いますが、必ずしも安全とは言い切れません。橋の欄干にも警告看板があるので、不慣れな方の飛込みはやめましょう!

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