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【富澤輝実子】着物でお出かけ:伝統芸能鑑賞の装い/日本舞踏追善の会・千年のたまゆら

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文:富澤輝実子

日本舞踊の追善の会
暮れも押し詰まった12月27日、国立劇場に日本舞踊の追善の会に伺いました。こちらは追善とはいえ、やはり日本舞踊のお客様、関係者皆様は華やかですね。奥様(と思われる方)達は大抵の方が訪問着か付け下げをお召しでした。
また、お嬢様(と思われる)方は振袖の方もちらほらお見受けしました。
嬉しかったですね。だって、旧年のお正月以来ずっと振袖のお嬢様を見られませんでしたもの。

着物日和の良い日でした
コロナ禍の3月の卒業式・謝恩会、4月の入学式、みんな全滅でしたから。お嬢様方も全員大きなマスクをしていますからお顔は分かりませんが、振袖姿の初々しさは発散されていましたね。御召の着物の模様は様々です。草花風景の御所解模様調、扇面や菱などの古典模様、琳派の模様などどれもみなすっきりと素敵な着姿で、見ているこちらも充実の目福のひとときを味わいました。
この日は風もなく、暖かで、私の実家のある雪国の方には申し訳ないような着物日和の良い日でした。旧年は着物愛好家の皆様が着物を着てのお出かけがままならなかったと思います。暮れの押し詰まった日でしたが、伝統芸能を愛する方々と着物文化を愛好する方々が実際着物をお召しになれて本当に良かったと思いました。

「千年のたまゆら」
そして年明け2日には東京国際フォーラムで「千年のたまゆら」というミュージカル仕立ての歴史絵巻(?)を鑑賞しました。
奈良時代から平安、鎌倉、江戸時代までの伝統装束姿での音楽劇でした。位や身分によっての装束の違いなども分かりやすく説明がなされ、お客様は楽しく学ぶことのできた時間だったことでしょう。

旧年まで東京国際フォーラムでのお正月三が日は盛りだくさんのイベントがあり、海外からのお客様もいっぱいで大変な賑わいでしたが、本年は静まり返って、まるで別の空間のようでした。意外なことですが、着物姿はお見掛けしませんでした。一人だけだとちょっと寂しいものですね。
このやっかいなコロナウイルスが退散してくれたら、またいつもの日常が戻ってくれることを祈ります。

染織・絹文化研究家:富澤輝実子(とみざわ・きみこ)
1951年新潟県生まれ。婦人画報社(現ハースト婦人画報社)入社後、『美しいキモノ』編集部で活躍。副編集長を経て独立、染織と絹文化研究の道に入る。誌面連載「あのときの流行と『美しいキモノ』」も好評。

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