
子供のきものは、サイズ調整できるように大きめに作られており、大きい場合は「肩上げ」「胴上げ」で調整します。
簡単にできる縫い上げをご紹介します。ぜひチャレンジしてみてください。

女の子の場合は図のAとB、男の子の場合はAとCの寸法を測ります。
前から後ろにかけて肩のところを縫いつまんで、裄丈(ゆきたけ)を調整します。
肩上げ寸法=きもの裄丈ー裄丈(採寸A)
中心から袖口までを2等分したところで肩上げ寸法分をつまみ上げ、つまんだ根元を縫い合わせます。



きものの腰のところを縫いつまんで、着丈を調整します。
胴上げ寸法=きもの身丈ー着丈(採寸B)
すそ5〜10cmのところから衿までを2等分したところで、胴上げ寸法分をつまみ上げ、つまんだ根元を縫い合わせます。



男の子の袴の寸法の測り方は腰の位置から足首のくるぶしの寸法を測ります。(採寸C)
| 身長 | 袴・紐下丈 |
|---|---|
| 90cm前後 | 45cm |
| 100cm前後 | 50cm |
| 110cm前後 | 55cm |
| 115cm前後 | 60cm |
| 120cm前後 | 65cm |
| 130cm前後 | 70cm |
| 140cm前後 | 75cm |
| 150cm前後 | 80cm |
※上記の寸法お直しについて、うまくいかなくても当店は責任を負いかねますので予めご了承くださいませ。