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美しいキモノ冬号 「KIMONOプロジェクト特集 第二弾」

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2019/11/20発売の美しいキモノ冬号にてKIMONOプロジェクト作品の中からグアテマラ共和国とエクアドル共和国を特集しております。グアテマラ共和国とエクアドル共和国のKIMONO紹介や2か国のサポーター代表さんにインタビューしました。今回は中米グアテマラ共和国と、南米エクアドル共和国のサポーター代表と富澤先生の対談内容をご紹介します!

大好きなこの国をサポートしています

イマジンワンワールドの全てのKIMONOは、プロジェクトの理念に賛同された方からの寄付金によって制作されています。一か国分を一括で支援するスポンサーの他、特定の国への理解と交流を深めながらKIMONOの制作資金を集める活動をしているグループがあります。その活動に参加し、KIMONOを通してその国の繋がりが実感できるのではないでしょうか。

グアテマラのサポーター代表は田島聡子さん

富澤輝実子(以下富澤) 田島さんは大分で音楽を中心に演劇など幅広く芸能活動をしていらっしゃる方とお聞きしましたが、グアテマラの「KIMONO」のサポーター代表になったのはどんなご縁からですか?
田島聡子(以下田島) 私は父が日本人で母がグアテマラ出身なのです。ですから私には二つの祖国があって、一方の祖国・グアテマラと日本の両方の役に立ちたいと考えたのです。私の将来の夢は芸能を通じて日本とグアテマラの橋渡しができる人になることです。
富澤 グアテマラはどんな国ですか?
田島 メキシコと接している中米の国です。人口はおよそ1700万人。少ないように感じるかもしれませんが中米では最多です。マリンバが国民楽器となっていてラテン音楽が盛んに演奏されています。

グアテマラをイメージした振袖に感動しました

富澤 「KIMONOプロジェクト」の振袖のでき上りを見ていかがでしたか?
田島 グアテマラが誇るマヤの遺跡や自然、国鳥のケツァールや国花の蘭などが全体にデザインされていて、彩色も華やかで素晴らしいと思い、感動しました。
多くの方にご覧いただきたいと思います。

エクアドルのサポーター代表は奥野玉紀さん

富澤 エクアドルのサポーター代表になったきっかけを教えてください。
奥野玉紀(以下奥野) 高校生の時にエクアドルに留学していたものですから第二の故郷のような国なのです。
富澤 エクアドルの国のことを思い出とともに教えてください。
奥野「 エクアドルは南米のなかでは小さな国で、赤道直下にあります。アマゾンとアンデスと太平洋沿岸とガラパゴスの、気候風土の異なる四つの地域からなっています。
私は首都・キトから少し南の標高3000メートルくらいのアンデスの町でホームステイしたのですが、朝日が昇るころ家を出て学校に行きました。その時間帯はとっても寒くて冬のようなのに、赤道直下の国ですから昼間は暑くて真夏のようになります。一日の中に一年の気候があるというのが特徴でした。また、卒業記念で行ったガラパゴス諸島の自然と生物に感動して、本当はガラパゴスのガイドになりたかったのですが法律が変わってしまって現地に住めなくなったのです。それなので帰国後、大学では生物学を学びました。
富澤 エクアドルと日本とのゆかりはどんなことがありますか?
奥野「 百年前に野口英世博士がエクアドルのグアヤキルという都市に黄熱病の研究で入られました。千円札の野口博士の肖像はグアヤキルで撮られたものです。また、昨年は日本とエクアドルの外交百周年の年でした。それを記念してAma la vidaというグループを結成し、エクアドルのことを日本で紹介するイベントを行いました。エクアドル先住民の生活、音楽、踊り、チョコレート、バナナ農園をされている日本人のバナナなどを紹介し、大好評でした。
Ama la Vidaとは「生命を愛する」という意味です。

日本とエクアドルをつなぐKIMONO

富澤 「KIMONOプロジェクト」の振袖を見ていかがでしたか?
奥野 「エクアドルの四つの異なる地域が特徴を捉えて描かれて素晴らしいです。昨年の百周年イベントでエクアドルに関係する多くの方々と出四会いました。皆様に是非見ていただきたいと思いました。

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