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【着物でお出かけ】「埼玉県秩父市」のおすすめスポット:秩父夜祭・お酒とグルメ

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《きものレンタルわらく 着物でお出かけスポット調査隊》です。
今回は「埼玉県秩父市」のおすすめお出かけスポット、秩父銘仙の街 日本三大曳山祭り「秩父夜祭」へ!

着物をレンタルして行きたい! 「秩父夜祭」の見どころ

毎年900万人もの人が観光で訪れる埼玉県秩父市。その秩父の師走の名物、秩父市民の一大イベントが「秩父夜祭」です。江戸時代から約300年の歴史あるこの祭りは、毎年12月2日・3日に行われます。京都の祇園祭、飛騨高山祭と並び日本三大曳山祭りの一つに数えられ、当日は勇壮な屋台囃子とともに、笠鉾2基と屋台4基の山車が秩父の中心街を曳き回されます。平成28(2016)年には「秩父夜祭」を含む「山・鉾・屋台行事」などがユネスコ無形文化遺産に登録され、世界中から観光客が数多く訪れるにようになりました。
「秩父夜祭」は秩父市民にとって特別なお祭り。市内の小・中・高校は休校となり、家族や友だち同士で、お祭りに繰り出します。この日ばかりは小さい子供も夜遅くまで起きていられるので、朝から大はしゃぎです。

山車や笠鉾を出す町内会の人たちは、祭り当日の数カ月前から毎週、学校や仕事終わりに集まって屋台囃子の練習に費やします。静かで寒気がピンッと張り詰めた夜に、遠くから風に乗って屋台囃子が聞こえてくると「もうすぐお祭りだ。いよいよ本格的な冬が来るな」と思うのです。

「秩父夜祭」の見どころは3日の夜半に行われる競技花火と観光スターマイン大会、そして団子坂での山車の曳き上げです。約6,000発の花火が打ちあがる中、最大20トンもの山車や笠鉾が斜度25度の急こう配の「団子坂」を上り始めると、祭りの盛り上がりは最高潮に!! 観客席から大歓声があがります。 この団子坂の曳き上げを見るために、多くの人が数時間も前から団子坂付近で場所取りをします。私は、寒空の下待ち続けるのが苦手で、この団子坂のクライマックスを見たことがありません。「団子坂の曳き上がり」は身動きが取れないほどの大混雑で、見たい人が全国から集まる祭り最大の見せ場なのです。

秩父では、大正時代に女性たちの間で一世を風靡した「秩父銘仙」の振興に力を入れています。そんななか、着物女子に注目を集めるイベントが秩父夜祭の期間中に開催されています。

秩父はかつて養蚕業が盛んで、「秩父絹」の産地として有名でした。江戸時代には「秩父夜祭」とともに秩父絹の市(いち)が立ち、秩父の経済を潤したそうです。時代とともに養蚕業は廃れていき、「絹市」はなくなっていたのですが…。

ここ数年、観光客が増えたことで2016年に「秩父夜祭絹市~ちちぶ銘仙マルシェ」として「絹市」が復活! このイベントは観光客のなかでも、若い女性たちの支持を集めています。

かつて、絹の道と言われていた秩父神社近くの「買継商通り」と「黒門通り」で、絹関連の販売やイベントが行われ、「秩父銘仙デザインコンテスト」や秩父歌舞伎道中によるおねりなども行われ、大変にぎわっていました。

「買継商通り」と「黒門通り」をつなぐ「風の小道」ははレトロな雰囲気のある裏通りで、着物女子の撮影スポットとして人気。 お祭りの期間以外でも、カメラ女子が数多く訪れています。

山車や花火もいいけど「お酒とグルメ」!

「秩父源流水」というミネラルウォーターが売られているほど、秩父は水がおいしい土地。つまり、お酒、食べ物がおいしいのです! 秩父の名産といえば何を思い浮かべますか? そば、わらじかつ丼、ホルモン、しゃくし菜、味噌ポテト、日本酒、ワイン、ウイスキー……。数え上げたらキリがないくらい、たくさんの名産品があります。
「秩父夜祭」に来たら、お酒やグルメも堪能したいですよね? そばもわらじカツ丼も、それぞれ地元のおいしい店は数多くありますが、夜祭を楽しみながら食事も、お酒も…と色々楽しむには時間に限りがあります。そこで私がおすすめするのが、西武秩父駅構内にある「祭りの湯」。駅構内で温泉や食事ができる施設です。

ここは地元のお酒が試飲できるコーナーや秩父の名物が食べられるフードコートが充実しています。ここにくれば、あちこち行かずとも、そば、わらじかつ丼、ホルモン、しゃくし菜、味噌ポテト、日本酒、ワイン、ウイスキー…、すべて食べたり飲んだりできます。観光も、お酒も、グルメも…と、色々楽しみたい人は、ぜひ「祭りの湯」に立ち寄ってください。もちろん、おみやげも買えますよ。

西武秩父駅前温泉「祭りの湯」の詳細はこちら

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