着物レンタルは良質・お手頃価格、安心フルセット宅配の「わらくあん」

0120-25-3306

受付時間/10:00 ~ 17:00

着物ブログ

卒業式袴の選び方

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

そもそも卒業式に着る着物と袴とは?

卒業式の袴をこれから初めて選ぶ方もいらっしゃるかもしれませんね。女学生の方にとって定番の卒業袴ですが、人生のなかでそう何回も着るものでもありません。特別な節目に着る卒業袴を、ぜひこだわって装っていただきたいと思います。
卒業袴は、着物を着て、その上に重ねるようにして袴を着付けるスタイル。通常の着物のように、前からも後ろからも帯がそこまで見えません。袴のウエスト口から少し見える程度です。なので、着物と袴の組み合わせによって大きく印象が出来上がり、合わせる半幅帯、半襟などの色をピリリといかに効かせるかでコーディネートが作られます。
袴に合わせる着物は主に「振袖」と「二尺袖」の二種類です。

振袖

成人式にも着用する、未婚女性の第一礼装である振袖です。袖丈がふくらはぎくらいまであるので袖の柄もよく見えて華やかでエレガントな印象になります。

二尺袖

二尺袖は別名「小振袖」ともいわれ、振袖の種類の一つです。通常成人式で着用されるような袖丈の長い振袖よりも短めの袖丈になるので、見た目の印象が変わってきます。軽やかな印象になり、袴を合わせて卒業式に着用されることが多いです。

卒業袴の選び方のポイント

ポイント1:「色」

着物も袴も、とてもバラエティーに富んだ色の種類があります。振袖の場合は帯や小物合わせで印象が変わりましたが、袴の場合は上下の色の組み合わせが大きなポイントになります。原則は、「好きな色、濃い色」は「袴」に、「似合う色、明るい色・薄い色」は「二尺袖または振袖」に! することです。顔の近くほど似合う色、明るい色の方が、表情や肌の色に影響しません。
まずはどんな色が着てみたいが想像を膨らませてみることから初めてみても良いですね。また、お母様やお友達など、周りの方の意見も聞いてみると意外な答えが聞けて面白いかもしれません。

ポイント2:「サイズ」

そして、サイズは振袖よりもデリケートです。袴の丈は長すぎても短すぎても野暮ったくなってしまうので、身長をよく確認しましょう。
以前、成人式会場で振袖の袂をアスファルトに引きずりながら歩いているお嬢さんを目撃したことがあります。とても小柄な方でしたがサイズを確認することができなかったのかしら……、と気になって色々と考えてしまいました。卒業袴は着物の袖の長さもそうですが、なんと言っても袴の丈が重要です。きちんと身長に合った袴を身に着けることがポイントです。
和楽庵の卒業式袴レンタルでは、「ご利用日」、「身長」、「ヒップ」、「足サイズ」を選択していただけたならワンタッチでお客様に合うサイズの商品を一覧でご覧いただくことができます。くれぐれも、違う寸法を選択しないようにご注意くださいね。

似合う袴コーディネートにするために

人生の節目の卒業式を迎える女学生の方の定番衣装となった袴ですが、周りのお友達やご家族から「似合うね!」と言われるためには、早めに準備を始めることがおすすめです。なぜなら、レンタル衣装は早い者勝ちで決まっていくからです。せっかく着るなら、好きな色、着たい色がいいですよね? もちろん、自分では選ばないような色が意外としっくりくることも多いにありますが、好みの色があるのであれば、ぜひお早めの準備をしてみてくださいね。
着物と袴の色の組み合わせ、たくさんあって迷ってしまう〜という方が多いと思いますが、和楽庵の「着物コーデシミュレーション」をきっと便利にお使いいただけると思います。私の時代にはなかったこういった便利な機能。私はパソコンやスマホはあまり得意ではありませんが、いちいち実物を持ってきて、あ〜でもない、こ〜でもない……と組み合わせてみなくても、タッチ一瞬で「着物」と「袴」・「半幅帯」・「重ね衿」・「半衿」・「草履」・「バッグ」の組み合わせを試すことができるっていうのは初めて知ったときはとても驚きました。これならたくさんの組み合わせを見ながら検討できるので、ちょっと思いつかない凝った組み合わせ、おしゃれな組み合わせもできるのだなあと感じます。特に今の若い方ほど色の組み合わせにもとてもこだわっていらっしゃるなあと思います。
当店「和楽庵」のレンタル卒業袴は、着物のみ1泊2日の「下見レンタル」も可能です。卒業式の着物の場合は下見の利用期間は4月15日〜11月15日の7ヵ月間限定ではありますが、この期間にご自分のお顔に近い着物の色を鏡の前で合わせてみることができるので、より似合うかどうか? を確認していただけます。お気に入りのコーディネートで、素晴らしい卒業式になることを願っております。

カテゴリー