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【着物でお出かけ】「群馬県桐生市」のおすすめスポット:絹織物の産地

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《きものレンタルわらく 着物でお出かけスポット調査隊》です。
今回は「群馬県桐生市」のおすすめお出かけスポットをご紹介いたします。

帯の三大産地はご存知ですか?

帯の三大産地は「博多」「西陣」「桐生」! ということで、着物好きの皆様なら「桐生」という地名を耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか?

「桐生」は群馬県の東部に位置する自然豊かな場所。地元で定番の「上毛かるた」では「桐生は日本の機どころ」と詠まれ、古くから絹織物の産地として知られています。東京駅から新幹線を使って乗り継げば、2時間ほどで行ける場所です。

レトロな街にタイムスリップ 「有鄰館」・「桐生天満宮」

まずは、着物で行きたいおすすめ観光スポットのご紹介です。

○「有鄰館(ゆうりんかん)」
市指定重要文化財で、かつてお酒や味噌、醤油を醸造していた三角屋根の蔵。通り自体がとっても風情のある場所なので、着物姿で立つだけでどこかレトロなフォトジェニックな写真が撮れると思います。日程によっては、着付け体験も出来るようで、チェックして行くとより楽しめそうです。

そして有鄰館のある通りを抜け、正面にあるのが「桐生天満宮」です。

○「桐生天満宮」
関東五大天神のうちの一つで、初詣には多くの人が訪れます。地元では「天神さま」と呼ばれ、受験シーズンにもたくさんの人がお参りに足を運ぶのだそうです。桐生天満宮には、龍をモチーフとした彫刻や絵画が数多くあり、特に「貴龍」が有名。そもそも「龍」は、古来より天災・人災・病魔などの災厄や悪運を断ち、家内安全・家運隆盛をもたらす守護神です。

また「登龍門」と言うように受験合格や出世を導く吉神ということから、「昇運の神・桐生天神」とされ、数多くの参拝者が訪れているそうです。ただ、私が行った日は平日だったこともあり、スムーズに参拝をすることができました。なんだかとってもラッキー♪ お時間がある方は平日がオススメです。

お昼は近くに「レンガ」という三角屋根のパン屋さんがあるので、そこで済ませました。ピアノの生演奏をしていて、雰囲気もバッチリ。旅の疲れを癒やしてくれる場所でした。

やってみたい! 織物体験「織物参考館 紫」

さて、ぜひ着物好きの方には行ってみていただきたい場所があります。それは、桐生駅から車で5分ほどの場所にある「織物参考館 紫(ゆかり)」です。
旧鋸屋根工場や撚糸場、釜場、整経場などの建物が、展示室や体験学習室となっている「動く、さわれる、生きている」をテーマとした織物博物館で、藍染や手織りが体験出来る場所です。地元の小学生たちが社会科見学で来ていたり、日本の企業にとどまらず海外から研修旅行で来る方も多いのだとか。貴重な資料1,200点とともに、織物・染色技術の歴史、文化の発展の様子を学べる貴重な場所で、着物好きの方にとっては垂涎の場所だと思います。

時間を作って、手織り体験や藍染体験をしてみると、一枚の反物が出来上がるまでにどんなに時間がかかっているのか改めて実感できます。染めたハンカチやTシャツは一生の思い出になると思いますので、夏休み等長期の休みにゆっくりとお子さんやお孫さんと訪れてみてはいかがでしょうか。

「織物参考館 紫(ゆかり)」の詳細はこちら

幅10cmのうどん!? 桐生のグルメ情報

続いては、気になる桐生のグルメをご紹介いたします!

○「ひもかわうどん」
とっても幅広いうどんで10cmほどのものが多いようです。一反木綿のような見た目ですが、厚みは1〜2mmと薄いので、ツルッと食べられます。私も最初ご馳走になった時は驚きました。お箸で持ち上げると、お箸の長さの半分以上がうどんで埋まっていたので(笑) コシが強く途中で切れてしまったりせず、もちもち。最後まで美味しくいただきました。

ちなみに私が行ったお店はこちら↓
「味処ふる川 パークイン桐生店」

○「ソースカツ丼」

一般的なカツ丼との違いは、卵でとじていないこと。小さな丸いヒレカツを甘いソースにくぐらせて、ご飯の上にのせた一品です。キャベツなどものせず、シンプルなのが印象的でした。サクッとした衣で揚げていて、脂身の少ないヒレカツを使用しているので、女性でもあっさり美味しくいただけました。一つひとつのヒレカツも小さいので口に運びやすく、ソースで口元を汚さずに食べられるのもうれしいですね。

ちなみに私が足を運んだお店はこちら↓
「志多美屋」
黄色い建物で遠くからでもとっても目立っていました!

○「焼きまんじゅう」
ケンミンショーでも紹介されたことのある、群馬名物の「焼きまんじゅう」はぜひチェックしていただきたいおすすめです。蒸して作った餡の入っていないお饅頭を串に刺して、甘い味噌ダレをつけて焼かれています。てっきり最初は、「おまんじゅう」なのであんこが入っていると思って食べたので、何も入っていなくてびっくり(笑) 地元ではおやつとして、そしてお祭りの屋台の定番となっているのだそうです。

素朴な味わいで、どこか懐かしさを感じる「焼きまんじゅう」 きもので食べるのはタレが袖についてしまいそうでちょっと怖いかも……、と思いますが、地元の子供達はお祭りで浴衣を着て食べているのですから、意外と大丈夫なのかもしれません。

今回いただいたのはこちらのお店↓
前沢屋

帰りは新桐生駅を利用したのですが、駅には地元のお祭り「桐生八木節まつり」の人形がかざられていました。毎年8月に3日間開催されるお祭りで、去年は述べ565,000人もの方々が足を運ばれたそうですよ! 夏に浴衣でお祭りに参加するのも楽しそうですね。

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