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結婚式で「受付」を頼まれたときの服装

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初めての、結婚式の受付係

私が30代のときに従兄弟の結婚式で受付の役を頼まれたときのエピソードです。受付係を頼まれたのは初めてだったのですが、従兄弟のためにも、子供の頃からお世話になった従兄弟の両親(私の母の兄夫妻)のためにも、役に立てるようにしっかり努めようと思いました。

これまでに参加した友人の結婚式を振り返り、受付で担当の人はどのような対応をしていたか思い出してみました。それからネットでも様々なサイトを見て受付係の役割と方法を調べました。

ご祝儀をお預かりすること、お名前を記帳してもらうことなど、基本的な手順はわかったのですが、あとは自分の服装です。やはり親族としてきちんとした身だしなみで受付に立ちたいので、これまで友人の結婚式や二次会のパーティーで着ていたワンピースはちょっぴり不釣り合いかなと感じました。30代として少しかっちりしたフォーマルのジャケットとワンピースを用意しようかとも思いましたが、すぐにまた流行が変わって着られなくなることもあり、家族とも相談して着物で参加することにしました。

訪問着を着て従兄弟の結婚式へ

訪問着は私が結婚するときに実家で用意してくれていたのですが、その後間もなく出産し子育てで慌ただしい日々を送っていたため、まだ着たことがありませんでした。着物を着ることにまだハードルを感じていたので少し不安もありましたが、せっかくなのでその訪問着を着ることにしました。当時自分で着ることはできなかったので、事前に着物一式を式場に送り、着付け師さんに着付けをお願いしました。

従兄弟の結婚式当日、着付けをしてもらった直後、帯で締まった背筋がシャキッと伸びる感覚が心地よく、鏡に写った姿が着る前の自分と比べて見違えるようで、うれしかったことを今でもよく覚えています。

着物の裾幅に草履だと小幅にしか歩けないこと、小さなフォーマル用のバッグに最低限必要なものだけを入れること、着物を着ているだけでいつもと違う自分になれたような感じがすること。一つひとつのことが新鮮で、何気ない身のこなし一つとっても特別な気分になりました。

着物で参加してよかった

結婚式に集まった方々が最初に向かう受付で、受け入れる側として終始落ち着いて行動できたのは「着物のチカラ」が大きかったと思います。その場にふさわしい装いができたという自信もあり、穏やかな気持ちでご挨拶をして参加者の方々をお迎えすることができました。

従兄弟の両親からも、遠方からかけつけてくれたのにわざわざ着物を着てくれてありがとう、と言ってもらえたこともうれしく、子供の頃以来久しぶりに会った親戚からも褒められました。意外にも私の両親もうれしそうで、喜んでいたことも印象的です。

結婚式の主役の新郎新婦は若々しいカップルで仲の良い姿が微笑ましく、子供の頃から知っている私たち家族としてもジーンとくる感動的な式でした。

たまたま親戚の結婚式で受付を頼まれたことをきっかけに持っていた着物を着たのですが、それ以降、私の着物への関心は少しずつ深まっていきました。着物そのものの美しさや奥深さも面白いのですが、なにより着て体験した「自分自身の気持ちの変化」や、「人から褒められるうれしさ」が大きかったと思います。

結婚式で受付係やスピーチなどの役割を頼まれた方にも、着物を着ての参加はおすすめです。

着物レンタルの「和楽庵」では、期間に余裕があって安心の「5泊6日」のレンタルが可能です。日本全国の式場に直接発送可能。着終わった後も届いたときの段ボールに入れて発送するだけの手軽な返却方法なので、遠方での結婚式でも安心して着物で参加ができます。

格式を重んじて正統派の装いがしたい方にも、さりげないおしゃれにこだわりたい方にもご満足いただける品揃えをご用意しております。ぜひ一度そのラインナップをご覧くださいませ。

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ライターS(40代 女性)
着物歴約5年。月イチで行く東京でのショッピングが楽しみ。
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