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【着物でお出かけ】「東京 日本橋人形町」のおすすめスポット

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《和楽庵 着物でお出かけスポット調査隊》です。
今回は「東京都中央区日本橋人形町」のおすすめお出かけスポットをご紹介いたします。

江戸の残り香が薫る街 花のお江戸「東京日本橋」

今なお経済の中心地であり、「レド日本橋」や「コレド室町」など新しい商業施設が誕生し、世界中から最先端のものや情報が集まっています。一方で、甘酒横丁や芸者新道など、昔懐かしい店が軒を連ねる日本橋人形町。人形町の象徴ともいえるからくり櫓や下町情緒の残る小粋な界隈は、古き良き日本の姿を思い出させてくれます。

元々は江戸歌舞伎発祥の地であり、人形を作る匠がたくさん住んでいたことからその名がついたといわれる日本橋人形町。徳川家康の江戸入府以降、多くの商人や職人が呼ばれて、江戸随一のショッピングタウンになりました。かつてのメインロードには、老舗の名店が軒を連ね、歌舞伎・新劇の殿堂・明治座が健在しています。400年以上も前に開花した江戸文化の残り香を感じながら、にぎやかな江戸の街を着物で楽しんでみませんか。

都内屈指のパワースポット「水天宮」・「小網神社」

日本橋人形町には都内でも有数のパワースポットとして有名な「日本橋七福神」があり、7つの神社に点在しています。
その中でも特に女性に人気のある2つの神社をご紹介します。

「水天宮」

安産祈願と子授けの神様として有名な「水天宮」
文政元年(1818)、参勤交代のため江戸詰めをしていた久留米藩主・有馬頼徳が現在の港区にあった江戸屋敷内に久留米水天宮の御分霊を祀ったのが始まりとされています。当時、庶民の参拝は禁じられていましたが、明治になり、現在の場所に移り、一般の人々も参拝できるようになりました。
境内には子宝犬の像があり、子授け、安産、子供の成長などのご利益があるといわれています。
お宮参りや七五三詣りには着物で参拝する人も多くみうけられます。

「小網神社」

金運アップと厄除けとしても有名な「小網神社」
弁財天にちなんだお守りや縁結びのまゆ玉みくじが人気です。
「戦争の際にお守りをもって出兵した兵士が全員生還した」「東京大空襲の際に境内だけは戦禍を免れた」などの逸話から、ここに参拝した人は、どんな災難からも身を守ると言われているほど、強い厄除けとして知られています。
小さな境内には、休日ともなれば行列ができることも珍しくありません。

下町の情緒を感じながら「甘酒横丁」でぶらり食べ歩き

人形町に来たらぜひ立ち寄ってほしいおすすめの観光スポットが「甘酒横丁」です。明治初期、今の地下鉄人形町駅A1出口の向かいに「尾張屋」という甘酒屋が大繁盛し、通りで甘酒を飲む人達で賑わったことから「甘酒横丁」と呼ばれるようになりました。東京メトロ日比谷線人形町駅(A1出口)から明治座へと続く商店街は老舗の名店が勢揃いしています。
参拝で歩き疲れたら、甘酒や甘味を楽しみながらちょっとひと休みしてみませんか。

柳屋

大正5年創業のたい焼き屋さん。今では珍しい鯛を形とった金属製焼き型で職人さんがその場で一つひとつ手作りしてくれます。出来立てのたい焼きは、外はパリパリ中はふっくら、つぶ餡のほどよい甘さが食欲をそそります。休日になれば行列ができていることも珍しくありません。

双葉

残念ながら、甘酒横丁の由来となった「尾張屋」は今は閉店してしまったのですが、甘酒横丁を入ってすぐの場所にある「双葉」では今でも甘酒を楽しむことができます。1階に売店、2階に食事処を構える老舗豆腐店です。紙コップで提供される甘酒は、甘さ控えめですっきりとした味わいで女性でも飲みやすいです。
女性に人気の豆乳ドーナツは甘酒との相性も抜群です。

草加屋

軒先に並ぶせんべいと店内で手作りしている職人さんの姿に目が引く「草加屋」 昭和3年に埼玉県から人形町へ場所を移して始めた老舗のせんべい屋さんです。ご主人自ら毎日400枚近く炭火焼で手作りしているせんべいは、香りも良く、飽きのこない素朴な味わいに有名人のファンも多いとか。店内にはたくさんの有名人の色紙やサインが飾られています。
実はこちらのお店、人気ミステリー小説家 東野圭吾さんの著書「新参者」の舞台にもなっています。

江戸時代から続く伝統行事「べったら市」

東京の秋の風物詩としても親しまれている「べったら市」
毎年10万人以上の買い物客が訪れるといわれるほど、日本橋人形町界隈が大賑わいとなる一大イベントでもあります。
秋も深まる10月下旬になると、宝田恵比寿神社を中心とした大伝馬町一帯にべったら漬けを売る露天が立ち並びます。
「べったら」は大根の麹漬のことをいいます。江戸時代から続く東京の伝統的な漬物で、表面に甘酒の麹がべったりしていることから、名づけられました。名物のべったら漬けはもちろん、約500軒もの露天が連なり、さらに神輿や盆踊りなどのイベントも催されるなど、古き良き江戸の賑わいを感じさせてくれます。夜になると、宝田恵比寿神社前の大提灯や界隈の提灯にも明かりが灯され、夜祭の風情を楽しむことができます。

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