まだ先だけれど「着物で参加したい！」

電車で通勤せずに在宅で仕事をする日が増え、休日も外出自粛が続いているため、自宅で過ごす時間がとても増えました。外に出るのは本当に食料品や日用品を買いに出かける程度です。

そうなると、家をもっと過ごしやすく、心が和むような空間にしたいと、普段手付かずだったところの片付けをしてみたり、不要な物がないかチェックしたり……。同じような行動をされている方、多いのではないでしょうか？

ため込んだ本や雑誌類を整理していたところ、目についたのはファッション雑誌の一ページでした。「卒入園・入学」での母親の服装特集。数年前、子どもの保育園の卒園式、小学校の入学式にどんなものを着たら良いか参考にしたくて、買い求めて読んだことを思い出しました。

当時は仕事と子育てに忙しく、あまり自分の服装の準備に時間をかけられなかった私。卒園式は仕事用の紺のパンツスーツ、入学式は手持ちの黒のフォーマルワンピースを着て参加しました。

でも本当は、理想は、「着物が着たかった」のです。
もちろん式の主役は子どもたちなので、保護者である私が気合を入れて着飾る必要はないのですが、さりげなく大切な節目に着物を着て登場するお母さんに憧れていました。

次にやってくる子どもの学校行事は、小学校の卒業式です。子育てにもだんだんと手がかからなくなってきました。小学校生活６年間の終わりという節目には、着物で参加したいな、と、まだ先ですが一人決意したのでした。

おすすめの訪問着　３選

着物で参加しようと決めた、少しだけ未来の卒業式。その日は自分できちんと着付けをして、余裕を持って出かけよう、という目標も設定しました。今はまだ自分で着ると帯結びに苦戦することが多いですが、卒業式まで時間はたっぷりあるので、手持ちの着物と帯で練習しておきたいと思います。

さてそこで、一番気になって楽しみなのが、「どんな着物で、どんなコーディネートにするか」です。

卒業式という式典に参加する保護者としてふさわしい「訪問着」を選んでみました。

春らしい、萌え出る草木を連想させるパステルトーンの淡いグリーン。こちらの訪問着は、柄はダイナミックですが上品で落ち着いた印象です。デザイン性の高さで個性を表現しながら、学校行事の場にふさわしい装いがかなうことでしょう。

優しい雰囲気に包まれるような、品のある桜色の訪問着です。卒業式のシーンにもぴったりの吉祥文様である松や桜が描かれ、全体的にふんわりとした女性らしさが感じられます。母親としてとても好感度の高い装いができそうです。

青みがかったグレーの地色の訪問着は控えめでありながらも、上品さと風格を兼ね備えています。八重桜の花弁が舞い、本当に花の房が風に揺れているように描かれていて、美しい友禅染めが見事な一着です。母親としてシックかつ女性らしい着物姿で卒業式に参加している様子が自然と目に浮かびます。すてきな訪問着スタイルが実現しそうです。

和楽庵の着物レンタルなら安心

訪問着の着姿は着物だけでなく、帯や帯締め、帯揚げなどのコーディネートも大切です。今回ご紹介した３着は全て着物レンタル「和楽庵」の訪問着ですが、ウェブ上で「着物コーデシミュレーション」の機能を使い、一瞬で帯などを着せ替えのようにチェンジして検討することができるのです。

着物コーデシミュレーションは、時間があるときほどハマってしまいます。楽しくて、つい時間が経つのを忘れてしまうのです。最終的に自分で気に入ったコーデで一式レンタルができますし、ショップの方にお任せで組み合わせを用意してもらうことも可能です。

着用日に対して早期の申し込みであれば、「早期割引」があったり、レンタル期間は5泊6日というところも非常に安心なポイント。事前にきちんと届いて、返却も余裕があるというのは子どものいる家庭にとって本当に助かります。フルセットでのレンタルだから自分で着付けする際もお手軽、安心です。

気に入った訪問着とコーディネートでおしゃれ心も満たしながら、さっそうと卒業式に出かける日を思い描いています。

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ライターS（40代　女性）
着物歴約5年。月イチで行く東京でのショッピングが楽しみ。
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