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【裏千家正教授 藤井宗文監修 茶の湯の着物】三月:附下 貝桶と貝合わせ・白木蓮・祇園枝垂桜

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【裏千家正教授 藤井宗文監修 茶の湯の着物】三月:附下「貝桶と貝合わせ」「白木蓮」「祇園枝垂桜」「紅枝垂桜」「連翹に桜の花びら」

「貝桶と貝合わせ」
王朝貴族が好んで行っていた遊びに、物合わせと言って物の大小や長短を比べ合い、歌を詠み合うものがあります。その一つに貝合わせがありました。しかし貝は大きさを比べるのではなく、蛤の貝を二つに分けて内側に同じ絵を描くことで、元は同じ貝だったと言う確認をいたします。片方の貝を伏せておき、もう片方の貝を覆って同じものを探す遊びなので「貝覆(かいおお)い」と呼ばれていました。美しく大和絵で装飾された貝は、多い物は百八十組もあり、九十組ずつ貝桶と呼ばれる桶に収納されます。この貝桶は蛤に夫婦の操を表す意味も有る為に、婚礼や雛祭りに飾られまた遊ばれていました。雛祭りにはうれしい絵柄です。
雛祭りは正しくは「上巳(じょうし)の節供」といい、本来は火の穢れを祓う祀りであった為に、水で手足を清めてから蘭草(藤袴)を踏んで禊をいたしました。これを「踏青(とうせい)」と言います。日本では禊の多くは海で行われていました。旧暦三月三日は大潮であるため、潮干狩りの風習も伴ったようです。

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「白木蓮(はくもくれん)」
木蓮と言えば暗紅紫色の紫木蓮をさしますが、紫木蓮より先だって咲くのが白木蓮です。木蓮は花が上向きに開いた姿が、まるで蓮のようだとして、木に咲く蓮で木蓮になったと聞きます。以前は山肌を辛夷(こぶし)の白い花が覆うと、庭や公園などに植えられた白木蓮が芳香を伴って咲き誇り、本格的に仲春に至ったことを教えてくれました。白木蓮が咲くと桜が咲く季節の到来を感じたものです。昨今の気象状況では様々な春の花が一度に咲いて、季節の移ろいをゆっくり楽しめないのが残念です。
白木蓮は少し厚みのある花びらに気品を感じ、濃い黄色の雄蕊の色とのコントラストが美しく、気高い花です。青空に映え春霞を伴うこの着物は、着る人を高貴に見せてくれる心惹かれる着物です。

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「祇園枝垂桜」
円山公園の有名な「祇園枝垂桜」を初めて見た時、思いのほかに花が白く染井吉野に先がけて咲くことに驚きました。近頃は烏の害で梢がむき出しなのが痛々しいのですが、以前はもっと花で覆われていたと記憶しています。枝垂桜は全体の姿が美しいのは勿論ですが、私はその個々の枝の風情が好きです。決して真っ直ぐではなく、途中から別の枝が出る様が心憎い程に情緒があります。朝日に匂い立つ桜が美しいのは当然ですが、与謝野晶子が詠んだように、春宵の夕月の影と雪洞の火影に映える美しさは、その花を見る人々までも美しく見せる魅力が桜にはあります。そんな花を着物として纏えば、着る人の美しさをより一層引き立ててくれる筈です。

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「紅枝垂桜」
ほんのりと上品な薄紅(うすくれない)を爪紅(つまぐれ)に染めて咲く枝垂れ桜が、着る人を包み込むように枝を伸ばす様子は、着物と着る人に一体感をもたらしています。桜の花色は薄いグレーと合わせると一番美しく感じるのは、花曇りのイメージからでしょうか。見る人の目を惹きつけ、しかし決して茶席の邪魔をしない麗しい着物として、いつまででも着ていたく、是非身近に持っていたい逸品となりました。

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「連翹(れんぎょう)に桜の花びら」
染井吉野が一斉に咲き誇る時、その木々の下には菜の花や、連翹の花のような黄色系の花があると、互いに引き立て合って美しく、春の盛りの青空の下であれば、なお一層際立った景色が見る人の記憶に深く残るでしょう。連翹は茶花にもなりますが、使い方が難しいのか茶席にあまり見かけませんので、むしろ着物の中で桜の季節に楽しみたく思います。此の着物には散り初めた桜が描かれていて、季の移ろいを感じさせてくれています。躍動感が有り自由に枝を伸ばす連翹の着物は、是非若い方にお召になって頂ければ嬉しく思います。

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「柳」
「あさみどり糸よりかけて白露を玉にもぬける春の柳か」古今和歌集「春よ」僧正遍昭(弘仁7年(816年)ー寛平2年1月19日(890年2月12日))3月をテーマに裏千家正教授藤井宗文先生の監修の基二代目由水十久先生が製作された着物。茶席に相応しいように下前に童子が歌を詠むさまが描かれています。

103-LL-kaw0083訪問着レンタル/訪問着LLサイズ/加賀友禅:二代目由水十久

着物監修:裏千家正教授 藤井宗文
茶道監修:裏千家正教授 藤井宗悦
モデル・着付:和装着付 おとは 代表 平野恵未
カメラ:studio Collection 代表 西岡照矢
ロケーション:「貝桶と貝合わせ・連翹に桜の花びら・祇園枝垂桜・紅枝垂桜・柳」平野の家 わざ 永々棟
「白木蓮」おおきに迎賓館 紫明出雲路邸
撮影コーディネート:淡交社

【番外】鏡裏飾華紋

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茶道監修:裏千家正教授 藤井宗悦
モデル・着付:和装着付 おとは 代表 平野恵未
カメラ:山平舎 代表 小林正和
ロケーション:京料理清和荘

【茶席の着物と和敬清寂】
お茶歴史がはじまったころから、着物は今日のような小袖という形に落ちついてきました。
お茶と着物が、それぞれの時代を経て、洗練されつくしてきたといえます。
着物とは深いつながりがありますが、当時の茶人は、表立っては男性でしたので、正式には実徳を着ます。
流儀によっては袴をつけるといった約束事がありました。しかし、婦人の着るものには、特に難しい決まりはないと聞いています。
それなら何を着てもいいかというと、やはりお茶という「和」と「清」のひとつの世界を生活の中に求めるのですから、その調和を乱すようなきもの姿にならないように心がけたいと思います。
ほんとうに茶道の心得の深い人は、他人の服装をあげつらうこともないと信じますが、その場にふさわしいものを着なければ、ひとり浮きあがってしまうこともありましょう。ときには、主催する方へ失礼になることもあります。
前もって、主催者や先生、同席する人々と打ち合わせることが大切です。
紋を付けたきものを着ることで、相手に対する「敬」の精神を表現することにもなります。
着物と帯のとりあわせで、格式を守ることもできます。
お茶を習う女性が着物選びをするのに、茶会の趣旨を考えて、茶室の広さに応じ、時候に合わせた装いをすることは大切なことで、これもお稽古のうちと思います。
年月とともに洗練され、やがて迷わないようになり、着物姿の動作にもしっとりとした味わいが自然に身について、茶室の「寂」を感じるようになるのではないでしょうか。

着物レンタルのメリット
1:手軽さとコスト
着物を購入は高価な場合があります。「きものレンタルわらくあん」は、着用に必要なアイテムを揃えると最低25万円の費用のものを提供させていただいております。着物レンタルは、手軽に利用でき、一度きりの記念日・食事会・イベントで着る衣装代を考えると、購入するよりもコストはかなり抑えられます。「きものレンタルわらくあん」の申込の平均単価は3万円です。


2:多彩な選択肢

様々な種類やデザインの着物を選ぶことができます。季節やイベントに応じて選択肢が豊富であるため、自分に合った着物を見つけやすくなります。

3:着物着装準備とお手入れの手間が省ける
 着物着装準備には、着物の知識が必要となります。また、お手入れには専門的な技術が必要です。「きものレンタルわらくあん」は着用に必要なものがすべて揃った安心フルセット着物レンタルを提供してます。※全品肌着小物付。

受け渡し方法が安心・便利な宅配着物レンタルで提供してます。返却時クリーニング不要です。「きものレンタルわらくあん」は自社でメンテナンスをしております。また、店舗での着付けのサービスを提供しております。

4:記念日・食事会・イベントの思い出になる
着物を着て写真を撮ったり、特別な場所を訪れたりすることは、素敵な思い出になります。着物レンタルを利用することで、そのような特別な思い出をづくりになります。

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〒933-0804富山県高岡市問屋町20番地
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