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【裏千家正教授 藤井宗文監修 茶の湯の着物】八月:附下 団扇に風・秋の七草

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【裏千家正教授 藤井宗文監修 茶の湯の着物】八月:附下「団扇に風」「秋の七草」

「団扇に風」
建具を簀戸に涼やかにしつらえた夏座敷の席で、亭主の着物には、団扇が描かれています。
八月、立秋を迎えた後も残暑は厳しく、お客様には涼しさを感じていただきたいものです。団扇というのは、古くは老子の弟子といわれた八仙人の一人漢(かん)鍾(しょう)離(り)の持ち物で、奈良時代に日本に伝わりました。当時は貴人が顔を隠すために使うなど身分の高い人が使う物でしたが、その後武士が陣中で用いる軍配団扇となったり、江戸時代なると庶民にも涼をとるものとして広まり、文様としても好んで用いられるようになりました。そして、団扇の色や描かれる図柄にも涼しさを感じるように工夫され、文様のそれにもその工夫は踏襲されています。
この団扇には、桔梗、薄などの秋の草花が描かれ、その周りには萩の花が散らされています。風を送る団扇にも涼やかな秋の野の風情が描かれていますので、いっそうの涼を運んでくれるでしょう。帯、帯締め、帯揚げとも同系色で涼しげにまとめられています。

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「秋の七草」
立秋を過ぎれば暦の上では初秋となりますので、縹(はなだ)色の絽の着物に、秋の七草の花を集めて咲かせました。
秋の野に咲きたる花を指(および)折りかき数ふれば七種の花
萩の花尾花葛花撫子の花女郎花また藤袴朝貌(あさがお)の花
これらはともに万葉の歌人である山上憶良が詠んだ「秋の野の花を詠む歌」ですが、秋の七草の七種はこの歌がもとになっています。「朝貌の花」については、現在の朝顔ではなく、槿あるいは桔梗とするなど諸説あります。
秋の七草の着物には、涼しさを感じさせる白い帯を締めました。こちらの着物は、亭主が着るのも静かな佇まいとなってよいでしょう。ただし、その際は床の花と重ならないように気をつけたいものです。

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本来、亭主が着る着物は、茶会のテーマに則して意味を持って着るのであればどのような柄行のものでもよいと思います。亭主以外のお手伝いの方が一歩下がって亭主より控えめなものを選ばれることを考えると、総柄のようなものも華やかでよいのですが、柄の少ないものもまた奥ゆかしくてよいものです。
お祝いの席、追善の席など、そのお茶会の主旨により、お祝いの席であれば華やかに、追善の席であれば厳かに、通常の月釜であれば派手になりすぎないなど、TPOによる配慮も含めて選ばれるとよいでしょう。

着物監修:裏千家正教授 藤井宗文
茶道監修:裏千家正教授 藤井宗悦
モデル・着付:和装着付 おとは 代表 平野恵未
カメラ:studio Collection 代表 西岡照矢
ロケーション:老舗和菓子屋 鶴屋八幡
撮影コーディネート:淡交社

【茶席の着物と和敬清寂】
お茶歴史がはじまったころから、着物は今日のような小袖という形に落ちついてきました。
お茶と着物が、それぞれの時代を経て、洗練されつくしてきたといえます。
着物とは深いつながりがありますが、当時の茶人は、表立っては男性でしたので、正式には実徳を着ます。
流儀によっては袴をつけるといった約束事がありました。しかし、婦人の着るものには、特に難しい決まりはないと聞いています。
それなら何を着てもいいかというと、やはりお茶という「和」と「清」のひとつの世界を生活の中に求めるのですから、その調和を乱すようなきもの姿にならないように心がけたいと思います。
ほんとうに茶道の心得の深い人は、他人の服装をあげつらうこともないと信じますが、その場にふさわしいものを着なければ、ひとり浮きあがってしまうこともありましょう。ときには、主催する方へ失礼になることもあります。
前もって、主催者や先生、同席する人々と打ち合わせることが大切です。
紋を付けたきものを着ることで、相手に対する「敬」の精神を表現することにもなります。
着物と帯のとりあわせで、格式を守ることもできます。
お茶を習う女性が着物選びをするのに、茶会の趣旨を考えて、茶室の広さに応じ、時候に合わせた装いをすることは大切なことで、これもお稽古のうちと思います。
年月とともに洗練され、やがて迷わないようになり、着物姿の動作にもしっとりとした味わいが自然に身について、茶室の「寂」を感じるようになるのではないでしょうか。

着物レンタルのメリット
1:手軽さとコスト
着物を購入は高価な場合があります。「きものレンタルわらくあん」は、着用に必要なアイテムを揃えると最低25万円の費用のものを提供させていただいております。着物レンタルは、手軽に利用でき、一度きりの記念日・食事会・イベントで着る衣装代を考えると、購入するよりもコストはかなり抑えられます。「きものレンタルわらくあん」の申込の平均単価は3万円です。


2:多彩な選択肢

様々な種類やデザインの着物を選ぶことができます。季節やイベントに応じて選択肢が豊富であるため、自分に合った着物を見つけやすくなります。

3:着物着装準備とお手入れの手間が省ける
 着物着装準備には、着物の知識が必要となります。また、お手入れには専門的な技術が必要です。「きものレンタルわらくあん」は着用に必要なものがすべて揃った安心フルセット着物レンタルを提供してます。※全品肌着小物付。

受け渡し方法が安心・便利な宅配着物レンタルで提供してます。返却時クリーニング不要です。「きものレンタルわらくあん」は自社でメンテナンスをしております。また、店舗での着付けのサービスを提供しております。

4:記念日・食事会・イベントの思い出になる
着物を着て写真を撮ったり、特別な場所を訪れたりすることは、素敵な思い出になります。着物レンタルを利用することで、そのような特別な思い出をづくりになります。

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〒933-0804富山県高岡市問屋町20番地
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