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【裏千家正教授 藤井宗文監修 茶の湯の着物】十一月:附下 源氏物・竜田川・宝尽くし・鶴亀に宝尽くし

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【裏千家正教授 藤井宗文監修 茶の湯の着物】十一月:附下「源氏物語(総角宇治川、舟の紅葉狩り)」「竜田川」「宝尽くし」「鶴亀に宝尽くし」

「源氏物語(総角宇治川、舟の紅葉狩り)」
光源氏の息子の薫や、孫の匂宮を主人公にした宇治十帖の中でも総角(あげまき)の巻の中で、薫は匂宮や友人たちと共に宇治川に舟を出し、楽器を奏して華々しく賑やかな紅葉狩りを催しています。それは宇治に住む恋しい大君(おおいのきみ)を意識してのことでした。此の物語に因み、能楽の「紅葉狩」とは異なる王朝の気高い紅葉狩りを描いて頂きました。本間先生が、敢えて人を描かず楽器のみで薫達を表し舟に載せてその華やかさと優雅さを見事に表現して頂きました。発想の転換の見事さとデザイン力に感服する着物です。

103-LL-kaw0060訪問着レンタル/訪問着LLサイズ/加賀友禅:本間哲也

「竜田川1」
奈良県の生駒山麓を源とし、平群町や斑鳩町を流れて大和川に注ぐ小流で、古来紅葉の名所です。殊に在原業平が詠んだ「千早ふる神代を聞かず竜田川 唐紅に水くくるとは」
この歌のイメージが大きいのです。奈良時代までは中国の影響で黄葉を愛でていたようですが、平安時代には白楽天の詩の影響で、赤いもみじが愛でられるようになりました。吹く風に梢より散る紅葉が、竜田川を紅の錦に織りあげて行く歌の風情が生き生きと上品に表現されています。

103-LL-kaw0062訪問着レンタル/訪問着LLサイズ/京友禅:染匠市川

「竜田川2」
同じく竜田川を染めたこの着物は、流域の中ほどで険しい渓谷の景色を見せるあたりを思い起こします。谷川に枝を大きく伸ばす紅葉と流水が、型絵のようなタッチで手描きされていて面白く感じます。また紅葉の葉の多くを白く染めることで、華やかでありながら、幅広い年齢層の方に楽しんで頂ける着物です。

103-LL-kaw0089訪問着レンタル/訪問着LLサイズ/加賀友禅:本間哲也

「宝尽くし」
十一月は茶家では開炉が有ります。古来開炉は「茶人正月」と言われていて、善哉などを振る舞う慶事です。道具組や懐石料理の献立、菓子などのここかしこに祝意を表します。日本は言霊思想により悪い言葉や意匠は避けて、縁起の良い物に包まれるように意識しました。この着物の宝尽くし模様こそ、めでたさに満ちています。宝尽くしとは七珍万宝を表し七宝と言われる物は経典より「金・銀・瑠璃(るり)(青い宝石)・玻璃(はり)(ガラス)・硨磲(しゃこ)(シャコ貝)・珊瑚(さんご)・瑪瑙(めのう)」などの宝石類ですが、それに加え「如意宝珠(にょいほうじゅ)(願を叶えてくれる珠)・宝鑰(ほうやく)(宝の入った蔵の鍵)・打ち出の小槌・金嚢(きんのう)(金の入った袋)・隠れ蓑 隠れ笠(身に着けると姿を隠せる物)・丁子(香・薬)・輪違い(連鎖・平和が永く続く)」更に分銅や巻物なども加えられます。また蓬莱を表す「松竹梅・鶴・亀」など長寿を願う物も含みます。まさに慶事に相応しい着物です。

103-LL-kaw0081訪問着レンタル/訪問着LLサイズ/加賀友禅:本間哲也

「鶴亀に宝尽くし」
同じく宝尽を描いた着物ですが、裾ぼかしの中に大小の吉兆の縁起物が描かれています。宝も少し大きく描くことで、亭主が着ても貫禄があって良いと思います。特に鶴亀が少し大きく描かれていて、長寿を寿ぐ意味が大きく広がります。ここでは茶人正月として着られているのですが、勿論のこと初釜や祝儀の茶会での客の着物として着て頂けば、何よりも相応しい着物となるでしょう。

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着物監修:裏千家正教授 藤井宗文
茶道監修:裏千家正教授 藤井宗悦
モデル・着付:和装着付 おとは 代表 平野恵未
カメラ:山平舎 代表 小林正和
ロケーション:「源氏物語(総角宇治川、舟の紅葉狩り)」ちおん舎
「宝尽くし・鶴亀に宝尽くし」おおきに迎賓館 紫明出雲路邸
撮影コーディネート:淡交社

【番外】花菱

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茶道監修:裏千家正教授 藤井宗悦
モデル・着付:和装着付 おとは 代表 平野恵未
カメラ:山平舎 代表 小林正和
ロケーション:京料理清和荘

【茶席の着物と和敬清寂】
お茶歴史がはじまったころから、着物は今日のような小袖という形に落ちついてきました。
お茶と着物が、それぞれの時代を経て、洗練されつくしてきたといえます。
着物とは深いつながりがありますが、当時の茶人は、表立っては男性でしたので、正式には実徳を着ます。
流儀によっては袴をつけるといった約束事がありました。しかし、婦人の着るものには、特に難しい決まりはないと聞いています。
それなら何を着てもいいかというと、やはりお茶という「和」と「清」のひとつの世界を生活の中に求めるのですから、その調和を乱すようなきもの姿にならないように心がけたいと思います。
ほんとうに茶道の心得の深い人は、他人の服装をあげつらうこともないと信じますが、その場にふさわしいものを着なければ、ひとり浮きあがってしまうこともありましょう。ときには、主催する方へ失礼になることもあります。
前もって、主催者や先生、同席する人々と打ち合わせることが大切です。
紋を付けたきものを着ることで、相手に対する「敬」の精神を表現することにもなります。
着物と帯のとりあわせで、格式を守ることもできます。
お茶を習う女性が着物選びをするのに、茶会の趣旨を考えて、茶室の広さに応じ、時候に合わせた装いをすることは大切なことで、これもお稽古のうちと思います。
年月とともに洗練され、やがて迷わないようになり、着物姿の動作にもしっとりとした味わいが自然に身について、茶室の「寂」を感じるようになるのではないでしょうか。

着物レンタルのメリット
1:手軽さとコスト
着物を購入は高価な場合があります。「きものレンタルわらくあん」は、着用に必要なアイテムを揃えると最低25万円の費用のものを提供させていただいております。着物レンタルは、手軽に利用でき、一度きりの記念日・食事会・イベントで着る衣装代を考えると、購入するよりもコストはかなり抑えられます。「きものレンタルわらくあん」の申込の平均単価は3万円です。


2:多彩な選択肢

様々な種類やデザインの着物を選ぶことができます。季節やイベントに応じて選択肢が豊富であるため、自分に合った着物を見つけやすくなります。

3:着物着装準備とお手入れの手間が省ける
 着物着装準備には、着物の知識が必要となります。また、お手入れには専門的な技術が必要です。「きものレンタルわらくあん」は着用に必要なものがすべて揃った安心フルセット着物レンタルを提供してます。※全品肌着小物付。

受け渡し方法が安心・便利な宅配着物レンタルで提供してます。返却時クリーニング不要です。「きものレンタルわらくあん」は自社でメンテナンスをしております。また、店舗での着付けのサービスを提供しております。

4:記念日・食事会・イベントの思い出になる
着物を着て写真を撮ったり、特別な場所を訪れたりすることは、素敵な思い出になります。着物レンタルを利用することで、そのような特別な思い出をづくりになります。

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〒933-0804富山県高岡市問屋町20番地
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